和の学校 「節分」

節分、豆大福作りに挑戦
節分、豆大福作りに挑戦
2月20日(日曜日)

今回は、寺子屋は2回目、和塾は3回目の和の学校でした。
テーマは「節分」。実際には2月3日がそうでしたが、和の学校では少し遅れてのイベントです。

それにしても、今日のお天気は最高でした!久々のいいお天気に心もウキウキしました。バーナビーから見えた山々は雪化粧をし、真っ青な空との絶妙なバランスで絵葉書のようでした。

今日も沢山の親御さんたちが、お寺に来て下さいました。
受付をしていると、「こんにちは!○○○です!4歳です!」と、気持ちの良い挨拶をしてくれたお子さんがいました。
挨拶っていいなと感じますね。

私の父はいつも「下手でもいい。挨拶はしないとするとでは雲泥の差がある。」と話していました。
本当にそうです。
犬の散歩をしていても、向こうから来る人と笑顔で「Hi!」としただけで、空気が変わる感じがします。

それが相手が人間でも神仏でも気持ちは同じでしょう。
どの宗教に対しても尊敬の心を持ち、教会、お寺、神社、ムスクに立ち入った際に、自分の挨拶の仕方でもいいから「こんにちは。」「さようなら。」ができたらと思います。

お寺には毎週土曜日に、少林寺拳法の子供達がやって来ますが、バタバタバタ!と入って来たかと思うと、ピタ!っと止まり、お釈迦様に拝むカナディアンの男の子がとても可愛らしく、大人でもしない人が多いのに関心させられます。

繰り返すことで習慣になり、心が落ち着き、最後は自分の道となる。。。
どこの世界でも同じですね。

話しは節分イベントに戻ります。
地下道場では日本語教育サークルの皆さんとお母さん達が、子供達と鬼のお面を作ったりして遊びました。

担当のMさんから前日に、「ちゃぶたいのようなテーブルはありますか?」と聞かれ、私は即「あります!持って行きます。」と答えました。
あるんです。本物の”ちゃぶだい”が。

私の日本に住む叔父の手作りで、桜の木でできています。
丸くて、木目が美しく、やわらかい感触、子供に丁度いい高さで私のお気に入りです。いつも、うちの子供たちのパーティーで活躍しています。
最近では子供の遊び方が変わり、お役目が無くひっそりと部屋の隅に置かれていました。

今回、触って目にした方々はどう感じたでしょうか。気のぬくもりを感じましたか?
汚れるのは”ちゃぶだい”の運命です。その汚れがつやとなり魅力となるのですから。使ってもらって本望だったことでしょう。


そして、大人の和塾の方も楽しい時間を過ごすことができました。
今回は節分にちなんで、”豆大福”作りに挑戦しました。
講師のwさんは、本当に和菓子作りがお上手で、プロ級です。

あの無駄の無い手の動き。これは熟練された技ですね。
レシピも材料もとてもシンプルなのに、それを手にする人間によってこうも作品は変わるのかと思わさせられます。

もちろん、wさんも最初からプロ級だったとは思えません。(たぶん)
何回も何回も作って腕を磨いてきたのでしょう。
どの道も簡単なものはありませんよね。

さて、参加した皆さん。お家でまた挑戦してみますか?
豆大福は中身をイチゴにしたり、餡を変えたりしてアレンジしてもいいですね。
次回はどんな和菓子を作りましょうか?
ご希望があれば教えてくださいね。

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