七五三お祝いイベントを終えて(11月13日、日曜日)

 

恒例の七五三イベントでしたが、無事に終了できたことに感謝です。最初の年は、私自身こういったイベントを企画することが初めてという事もあり、至らぬ点も多く、周りの皆さんにご迷惑をお掛けしました。

 

お寺の先生、檀家の皆さま、ボランティアの皆さまのご協力があってのイベントだとつくづく感じています。ありがとうございました。

 

参拝されたお子さま、ご両親、ご親戚やお友達はとても幸せそうなお顔で、こちらもいっぱいHAPPYを頂いた一日でした。

 

午前中は、合計7人のお子さんの着付けをし、午後はプロの写真家による撮影会で5人のお子さん達が晴れ着で参拝されました。

 

午前10時からの法要、及びご祈祷では、沢山のお子さん連れがお堂にいらして、皆さん上手にお参りをしていました。

 

日本にはこうした家族、地域の人々が集う場所が各地にあります。

儀式を通じて、家族の絆やコミュニティーの絆を深めてきたのでしょう。

 

時代は常に変わるけれど、人の心はそうは変わるものではないのでしょうか、こうした儀式や文化が絶えないのがその証拠でですね。

絶えさせたくない気持ちが伝統や文化を支えています。

 

今年も沢山の日本人家族、日系ファミリーと出会いました。

特に若い世代のご家族が多かったのですが、「まだまだ日本人も捨てたもんではないな。」と感じました。

 

それは、皆さんに

”自分の日本人であるルーツに尊敬と感謝”

が垣間見れたからです。

 

ありがとうございました。(合掌)

 

 

 

 

 

和の学校 「節分」

節分、豆大福作りに挑戦
節分、豆大福作りに挑戦
2月20日(日曜日)

今回は、寺子屋は2回目、和塾は3回目の和の学校でした。
テーマは「節分」。実際には2月3日がそうでしたが、和の学校では少し遅れてのイベントです。

それにしても、今日のお天気は最高でした!久々のいいお天気に心もウキウキしました。バーナビーから見えた山々は雪化粧をし、真っ青な空との絶妙なバランスで絵葉書のようでした。

今日も沢山の親御さんたちが、お寺に来て下さいました。
受付をしていると、「こんにちは!○○○です!4歳です!」と、気持ちの良い挨拶をしてくれたお子さんがいました。
挨拶っていいなと感じますね。

私の父はいつも「下手でもいい。挨拶はしないとするとでは雲泥の差がある。」と話していました。
本当にそうです。
犬の散歩をしていても、向こうから来る人と笑顔で「Hi!」としただけで、空気が変わる感じがします。

それが相手が人間でも神仏でも気持ちは同じでしょう。
どの宗教に対しても尊敬の心を持ち、教会、お寺、神社、ムスクに立ち入った際に、自分の挨拶の仕方でもいいから「こんにちは。」「さようなら。」ができたらと思います。

お寺には毎週土曜日に、少林寺拳法の子供達がやって来ますが、バタバタバタ!と入って来たかと思うと、ピタ!っと止まり、お釈迦様に拝むカナディアンの男の子がとても可愛らしく、大人でもしない人が多いのに関心させられます。

繰り返すことで習慣になり、心が落ち着き、最後は自分の道となる。。。
どこの世界でも同じですね。

話しは節分イベントに戻ります。
地下道場では日本語教育サークルの皆さんとお母さん達が、子供達と鬼のお面を作ったりして遊びました。

担当のMさんから前日に、「ちゃぶたいのようなテーブルはありますか?」と聞かれ、私は即「あります!持って行きます。」と答えました。
あるんです。本物の”ちゃぶだい”が。

私の日本に住む叔父の手作りで、桜の木でできています。
丸くて、木目が美しく、やわらかい感触、子供に丁度いい高さで私のお気に入りです。いつも、うちの子供たちのパーティーで活躍しています。
最近では子供の遊び方が変わり、お役目が無くひっそりと部屋の隅に置かれていました。

今回、触って目にした方々はどう感じたでしょうか。気のぬくもりを感じましたか?
汚れるのは”ちゃぶだい”の運命です。その汚れがつやとなり魅力となるのですから。使ってもらって本望だったことでしょう。


そして、大人の和塾の方も楽しい時間を過ごすことができました。
今回は節分にちなんで、”豆大福”作りに挑戦しました。
講師のwさんは、本当に和菓子作りがお上手で、プロ級です。

あの無駄の無い手の動き。これは熟練された技ですね。
レシピも材料もとてもシンプルなのに、それを手にする人間によってこうも作品は変わるのかと思わさせられます。

もちろん、wさんも最初からプロ級だったとは思えません。(たぶん)
何回も何回も作って腕を磨いてきたのでしょう。
どの道も簡単なものはありませんよね。

さて、参加した皆さん。お家でまた挑戦してみますか?
豆大福は中身をイチゴにしたり、餡を変えたりしてアレンジしてもいいですね。
次回はどんな和菓子を作りましょうか?
ご希望があれば教えてくださいね。
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和塾 第2回「日本の美」

2月6日 日曜日
和の学校”和塾”開催。
小雨の降る中、今日は私を入れて5名という少人数での和塾となりました。
考えていた、UBCで美術を専攻している方のレクチャーができなかったので、今回は私 の調べた豆知識から進めました。
”日本の美”という幅広いテーマでしたが、皆さん、ご自分の思う”日本の美”を話されてくださり、とても参考になりました。
日本を出て住んでいるからこそ見える”日本の美”ですよね。
それぞれの人がそれぞれの思いでカナダに住んでいるのだと、同時に垣間見れました。
 
私が仕入れた著名人の考える、”日本の美、残していきたいもの”です。

棚田,静かな山家のこころ/アンサンブルの美しさ街道に残された日本の美​/美しき「日常景観」優雅な気品/花を活ける時間/紅く染った女遍/「伝統の尊重」/富士山 この美しい日本一の自然心のふるさと”伊勢の神宮/ゆっくりと味わうこころ/折形のデザイン/秘密の高千穂。使い勝手のよい風景/月花を出でず/心を豊かにする日本の色/心意気/「庵」でスローライフ、詩と唄と/「山のお寺」の記憶/心のなかの水ぐるま/日本の里山/足るを知る/明日香村。自然との共生/鎮守の/心のよりどこ/お辞儀に始まり お辞儀に終る

 

いかがでしょうか?皆さんも同じように感じますか?

他にも資料は用意しましたが、西文化&東文化の違いや、意外な共通点などもありました。それは、子育ての上でも言えることで、子育てこそ”文化”だ!と言えるのでは?

 

同時開催の子育て座談会でも話しは尽きません。

今日の子育てポイント!!(案内役の大島さんより)

*子供の話しをよく聞くこと。話しやすい関係を作って置く事が、思春期に入った我が子(何を考えているのか分からない子供)と接する上で要だそうです。

 

個人的には、うちの12歳の娘と会う度に喧嘩腰になってしまっている今日この頃。。。話しを聞く前に、私が彼女の身の回りについて注意をしてしまうのは確かです。どうして、見て見ぬ振りができないのかと考えますと、彼女の欠点が私にそっくりだからなのです。自分の欠点に対しての不満が、彼女を通して感情に乗っかり溢れ出てしまうのです。

は~。これも人生の修行ですね。

母も子も成長中ですね。

 

と、今回の和塾は自分の娘について深く考えました。

皆さんは、どのように子供達と接していますか?

”口はひとつ、耳はふたつあるのは、人の話をよ~く聞くため”

 

次の和塾は2月20日、日曜日です。

実技ですよ。テーマは「豆大福作りに挑戦!」

お楽しみに!

 

 

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和の学校 開校!

 

 

無事に”寺子屋”も”和塾”も好評?で終えました。
今度は2月です。
また、直前になってわなわなしそうなので、準備をこれからしていきます。

今度は、”お母さんの日曜日”として、預かり保育もしてみようか。。。とまたまた企画が上がっています。
「コナさん、、、先を急がないで。。。」とパートナーのMさんに言われそうですが。



*寺子屋の報告* 「お正月会」

地下道場で、18ヶ月~9歳までの子供達がグループに分かれて、カルタ、福笑い、書初め、塗り絵などなどのアクティビティーを楽しみました。

こちら、パートナーのMさんが代表するサークルのホームページより。
http://www.hapajapanese.com/hot-news-1/daiichikaiwanogakkouoshougatsukaishuuryouhoukoku

「和の学校」のホームページも作りたいのですが、、、彼女のようにPCが使いこなせない私は、、いと悲し。

お手伝いをして下さった、お寺の檀家さんIさんご夫婦が、「こんなに素晴らしい会をお寺で開いて下さって、ありがとうございます。」のお言葉に疲れも吹っ飛びました。
企画した私としましては、嬉しかったです。




*和塾の報告* 「小正月、プチお茶会を体験しませんか?」

子供達との合同のイントロダクションのあと、大人は「さて、私達のじ、か、ん」と1階のお茶室へ。
今回は、実際にお茶室には入りませんでしたが、その横のスペースでテーブルと椅子でのお茶会となりました。

茶道のK先生が、掛け軸とお花を用意してくださり、お正月の雰囲気を出していました。ちなみにお軸は「鶴飛千尺雪」。

茶道の先輩Kさん作、”ウサギの小正月”。お饅頭のことですが、白アンが美味しく、皆さんも満足気でした。
ぜひ作り方をとのご希望もあり、和菓子教室も企画中です。

一応、和の学校ですので私が用意した豆知識でお勉強。
○×クイズです。

問題はお正月に関する、お花、お茶、歳時記などから出題。
例えば、
「一富士、二鷹、三なすび」と言われる初夢の語源は、実際にあった事件から来ていますが、これらは狂言の題材としても使われた。
○OR×?

答えは×。

事件のことを題材にしたのは本当ですが、演目にされたのは歌舞伎です。
仇討ち事件が元ですので、笑い話にはなりませんでしたね。

と、こいうった問題ですが、問題を作るのが意外と難しいです。
三択問題の方が楽でしたが、
家にダイソーで買った宴会小物があり、それが○×札だったという理由だけです。
どなたか、次回は問題を下さい。

以上、報告でした。

次回は2月初めに”和塾”& ”預かり保育”

末に
”和塾”&”寺子屋”開催です。

どうぞ、お近くの方はご参加してみて下さいね!

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